櫻坂46 4thシングル「五月雨よ」楽曲一覧&レビュー

櫻坂46 4thシングル「五月雨よ」の楽曲一覧です。(リリース:2022-04-06)
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楽曲一覧

No.タイトルセンター作曲編曲MV監督収録
1 五月雨よ 山﨑天温詞温詞, TomoLow堀田英仁表題曲
2 僕のジレンマ 渡邉理佐中村泰輔, TomoLow中村泰輔, TomoLow金野恵利香C/W曲(共通)
3 I'm in 土生瑞穂梅野悠大梅野悠大-C/W曲(TYPE-A)
4 断絶 田村保乃CHOCOLATE MIXCHOCOLATE MIX-C/W曲(TYPE-B)
5 制服の人魚 -三谷秀甫三谷秀甫-C/W曲(TYPE-C)
6 車間距離 森田ひかるToshikazu.K, Smile From The StreetsToshikazu.K, Smile From The Streets森義仁C/W曲(TYPE-D)
7 恋が絶滅する日 山﨑天浦島健太, 山口裕也, 山本匠山口裕也, 山本匠-C/W曲(通常盤)

YouTube総再生回数の推移

午前0時のデータ

YouTube再生回数(各日)

楽曲レビュー

五月雨よ

4thシングルの表題曲「五月雨よ」のテーマは、「揺れ動く恋心」でしょう。
五月雨とは、梅雨のことです。
転じて、歌詞にも出てくる「五月雨式」は、「物事が途切れがちに、だらだらと続くさま」を意味するビジネス用語です。
例えば、一通のメールにまとめれば済むことを、短いメールで何度も送信してしまった際に、「五月雨式に失礼いたします。」とメールの冒頭に添えるような使い方をします。
日常の会話であまり使わないビジネス用語が歌詞に出てくるなんて、ちょっと面白いですよね。

雨が降ったり止んだりする梅雨模様を、「好きだ」という気持ちと「友達のままでいい」という気持ちの間で揺れ動く恋心になぞらえている楽曲です。
歌詞に一癖あり、恋心は晴れではなく雨で表されています。
この歌詞で描かれる恋心は、嬉しさではなく苦しさなので、雨で表現されたのでしょう。
苦しさの原因は、相手に好きという気持ちを自分から告白できないことです。
好きだけど告白できないままでいるくらいなら、いっそ雨が止むように、好きな気持ちがなくなってしまった方がいいのではないかと、心情が揺れ動く様子が描かれています。
櫻坂46の表題曲で初めての恋愛をテーマにした楽曲ですが、直球な恋愛ソングではなく、少しだけ屈折した一筋縄でない恋心を描くものとなっています。

曲調は穏やかで、リリースが4月ということもあり、楽曲を聴いて春めきを感じました。
MVでも、情景、ダンス、笑顔が穏やかで、ほっとする明るさを感じさせるものになっています。